Android(kotlin) MainActivity のソースコードを確認する
AndroidStudio などで Android のプロジェクトを作成すると、自動的に MainActivity というクラスが作成される。
MainActivity ソースコード例
import androidx.appcompat.app.AppCompatActivity import android.os.Bundle class MainActivity : AppCompatActivity() { override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) { super.onCreate(savedInstanceState) setContentView(R.layout.activity_main) } }
補足事項
1. onCreate() メソッドは、Android アプリが起動したときに、最初に実行されるメソッド。
Java などで言う main() メソッドに似ている。
2. アクティビティクラスは、Activity クラスを継承して作る必要がある。
onCreate() メソッドは Activity クラスで定義されているメソッドであり、それをオーバーライドする形で記述される。
また、親クラスのonCreate()も実行する必要があるため、super.onCreate(savedInstanceState) で呼び出している。
3. AppCompatActivity はサポートライブラリを利用するために基本となるアクティビティクラス。
サポートライブラリでは、新しいAPIレベルで追加された機能を古いAPIレベルでも使えるようにしたりしてくれる。
この機能はほぼ必須であるため、Activityクラスではなく、AppCompatActivity が継承されるのがデフォルトになっている。
4. このアプリで表示する画面を設定するため、setContentView が呼び出されている。
5. R.layout.activity_main は 「res/layout/activity_main.xml」ファイルを指す定数。
Rクラスという定数をまとめて定義するクラスが用意されている。
Androidではファイルや値を識別するため、Javaのint型の定数を使用することになっている。